四端制覇の旅まとめ(その1・日本全国編)
その1は日本全国、北海道から沖縄まですべて含めたエリアでの四端です。
もちろん、国内の一般旅行者が到達可能なエリアを指しています。
(四端制覇の概要や決め事などはこちら)
日 時:2014年6月28日 (土) 16:42 【1回目】
2016年11月6日 (日) 6:31 【2回目】
一 言:最初に訪れた最端地であり、一番好きな場所です。
絶景度:★★★★☆
知名度:★★★☆☆
到達難易度
A:★★★★☆(釧路空港まで飛行機、レンタカーで片道160km超)
B:★☆☆☆☆(駐車場からすぐ)
総合:★★★☆☆(地図上はかなり遠いが、国道と県道は走りやすい)
※東京(埼玉)から最も速く・安く・簡単に到達するための難易度を示しています。
比較対象は他の最端地です。自分が実際に到達したときの難易度ではありません。
※Aは飛行機、電車、バス、自動車(タクシー含む)部分、Bは自転車、徒歩部分の難易度です。
※総合はAとBを踏まえて総合的に見た難易度です。
セットで行きたい場所
・根室半島オンネトモチャシ跡(百名城スタンプラリーを始めるならぜひこのタイミングで)
・落石海岸(海岸の先が見えないくらい広大な海岸です)
それまで北海道へ行ったことがなかったので、前後5日間かけて北海道のほぼ半分を一周するような行程の旅へ。2日後に宗谷岬へ行きます。
初めて訪れた北海道、そして根室半島一帯は物凄く感動しました。なんとも言えない寂寥感というか、自分がちっぽけに思えてしまうくらい途方もない世界。当時アイスランドへ行きたいとぼんやりと思っていましたが、写真で見るアイスランドの風景に近しいものを感じました。日本でこんな原風景を見られるなんて。
この時は単なる旅行ポイントの一か所程度にしか考えていませんでした。せっかく来たならここまで来ようと立ち寄りましたが、まさか僅か二年半後に百名城「根室半島オンネトモチャシ跡」のために再び訪れることになろうとは。
晴れていれば北方領土が見られるとのことでしたが、1度目の訪問では曇っており見られず。2度目の訪問時には割とくっきり見ることができました。
難易度としては★3つです。道東は冬でも比較的穏やかな気候ということもあり、2回目は11月の雪の降る中でしたが、国道44号や県道35号線を走る分にはさほど問題はありませんでした。
【2回目】
日 時:2014年6月30日 (月) 15:10
一 言:最端地のなかでも一番有名かと。アクセスは比較的良い方です。
絶景度:★★★☆☆
知名度:★★★★★
到達難易度
A:★★☆☆☆(稚内空港まで飛行機、レンタカーやバスで片道30km弱)
B:★☆☆☆☆(駐車場からすぐ)
総合:★☆☆☆☆(さすがに有名な最端地だけあります)
※東京(埼玉)から最も速く・安く・簡単に到達するための難易度を示しています。
比較対象は他の最端地です。自分が実際に到達したときの難易度ではありません。
※Aは飛行機、電車、バス、自動車(タクシー含む)部分、Bは自転車、徒歩部分の難易度です。
※総合はAとBを踏まえて総合的に見た難易度です。
セットで行きたい場所
・宗谷丘陵(自分はあまり見られませんでしたが)
・ノシャップ岬(自分は体調不良で行けず)
・稚内駅(日本最北端の駅)
納沙布岬の二日後に到達。観光客はもちろん、自転車やバイクで日本一周・日本縦断をする人が多く集まっていました。やはりここが最端地の中で一番有名だと思います。
こちらは北海道の最北ということもあって、シーズンは限られると思われます。北海道全般がそうですが、冬にここへ来るのはかなりキツいのでは。
旅4日目にしてレンタカーでの総走行距離が1,300kmほど、宗谷岬到達後、疲労による頭痛によって宿泊地の稚内市内ホテルでダウンしました。そのためノシャップ岬やオロロンラインなどを楽しむ余裕がなく、5日目は宿泊地の旭川までただ車を走らせるだけになってしまいました。
自分はオホーツク海沿岸をひたすら走ってきましたが、べらぼうに長く基本的な景色の構図が変わらないため、登山での「山頂はまだか~」に近い感覚を味わえました。修行に近いです。
日 時:2015年5月30日 (土) 15:32
一 言:地図上は東京から一番遠く、飛行機だけで一苦労します。
絶景度:★★★☆☆
知名度:★★★☆☆
到達難易度
A:★★★☆☆(石垣空港を経由、空港からは数km)
B:★☆☆☆☆(空港から歩けば★2つ、レンタカーなら駐車場からすぐ)
総合:★★☆☆☆(とにかく飛行機が長い。が、日帰りできなくもないらしい)
※東京(埼玉)から最も速く・安く・簡単に到達するための難易度を示しています。
比較対象は他の最端地です。自分が実際に到達したときの難易度ではありません。
※Aは飛行機、電車、バス、自動車(タクシー含む)部分、Bは自転車、徒歩部分の難易度です。
※総合はAとBを踏まえて総合的に見た難易度です。
セットで行きたい場所
・東崎(天然記念物の与那国馬がいます)
日本全国での最端地のなかでは宗谷岬に次ぐ知名度かと思われます。4つの中で唯一、一般観光客でも到達できる正真正銘の最端地です。晴れていれば台湾も見られるとか。
東と北は行ったけど西と南はかなり億劫だと思っていたところ、偶然にも上司と与那国島へ行ってみたいという意見の一致があり、とんとん拍子で南の波照間島もセットで行くことに。石垣 - 与那国行き飛行機のトラブルがあり予定よりも数時間遅れましたが、それでも石垣へ帰ってこられました。
レンタカーで1時間程度かけて島を一周しました。ラジオも台湾の放送が流れると聞いていたので、車内のラジオで試してみましたがその時はつながらず。
余談ですが、石垣からフェリーで行く方法もあります。しかし後述にもある通り、波照間へ行くフェリーでさえ相当にキツかったのに、与那国はそれを上回るとのこと。船酔いしない自信のない人はお薦めしません。
日 時:2015年5月31日 (日) 9:19
一 言:沖縄の離島感満載、なんといってもフェリーが印象的。
絶景度:★★★☆☆
知名度:★☆☆☆☆
到達難易度
A:★★★★☆(石垣空港から港へ行き、港からフェリー、島に着いたらレンタカー)
B:★☆☆☆☆(レンタカーなら駐車場からすぐ。港から自転車なら★2.5)
総合:★★★☆☆(フェリーが難易度を上げる)
※東京(埼玉)から最も速く・安く・簡単に到達するための難易度を示しています。
比較対象は他の最端地です。自分が実際に到達したときの難易度ではありません。
※Aは飛行機、電車、バス、自動車(タクシー含む)部分、Bは自転車、徒歩部分の難易度です。
※総合はAとBを踏まえて総合的に見た難易度です。
セットで行きたい場所
・ニシ浜(港そばのきれいな浜辺)
日本の最南端といえば沖ノ鳥島、と知っている方は多いかもしれませんが、一般旅行者が到達できる最南端はあまりメジャーではありません。沖ノ鳥島はもちろん、小笠原諸島でもなければ、石垣島でもなく、波照間島です。
八重山諸島へは日本中から多くの観光・リゾート客が訪れますが、その中でも波照間島へ行く人は限られるのではないでしょうか。ダイビングなどのマリンスポーツ好きな方など一定数いるとは思いますが。
ここは空路の運航が(現在)ないため、高速船かカーフェリーで来る必要があります。自分は高速船でしたが、まあ~揺れる揺れる。行きの船ではほとんどの方がグロッキーになっていました。自分もあと数分あれが続いたらリバースでしたね。ちなみに帰りは行きの時の揺れが嘘のように何事もなかったです。
こればかりは潮の流れなどあるので、仕方がないと割り切りましょう。対策としては、酔い止めの薬を飲んでおき、乗船の数時間前は物を食べない、などでしょうか。また、この路線は欠航することが多いそうなので、ある意味運も必要かと。自分が今から行くなら、石垣島に2日滞在して片方をこちらにする等、予備日を設けるかもしれません。
というわけで、日本全国編終了です。
これらを制覇するだけで満足していたのは数日だけで、すぐに本州が~とか北海道が~とか言い始めた自分がいました。早くも1か月後に和歌山の潮岬へ行く(アホです)ことになりますが、、、やはりこの4つは本州や四国や九州とは別物だなと今でもつくづく思います。日本の本当の端っこですからね。