DA FISH-EYE 10-17mm F3.5-4.5 について
初めての交換レンズは、まさかの魚眼でした。
smc PENTAX-DA FISH-EYE10-17mmF3.5-4.5ED[IF]
(※スペック等は公式等を参照ください)
K-30とDA18-135mmのセットを購入後、満を持して「レンズを交換してみよう」と思い入手したのがこれです。風景写真が好きなら広角、そう思った自分は純正ズームのDA12-24mmや単焦点の14mm、15mmなどではなく、あえてこの魚眼ズームレンズを選びました。
魚眼は選択肢が一つしかないので迷いようがないし、どうせいずれ欲しくなるならばと思い即決。決して高すぎない価格も決め手の一つだったと思います。
使ってみた感想は以下の通りです。
まず、最短撮影距離がすごく短いので、被写体にグイッと近付いて接写することが可能です。加えて、接写した被写体は案外しっかり描写してくれるのはうれしい誤算でした。
あと、これはほんの勘違い程度かもしれませんが、色ノリが若干こってり目な気がします。自分の好みとマッチしているので、そこもメリットということで。
ちなみに表面レンズにはSPコーティングがなされているので、レンズプロテクターが付けられなくても幾分安心できます。それでも、キャップは常につけておくように心がけていますが。
残念だったのはAFの音がギコギコと少々うるさいところですが、それはDA18-135mmのAFと比較してなので、まあまだまだ許容範囲です。次回記事のDFA100mmはもっとすごいです。
また、パープルフリンジが結構目立つ・色収差が激しいといった欠点も挙げられますが、「魚眼レンズの特性だから仕方ない部分も多い」と言う方も多いので、「そういうものか」と割り切って使おうと自分に言い聞かせています。
全体的な解像力は並(個体差なのかも)と感じますが、接写した被写体はそれなりに解像していると思います。
ちなみに、一人旅の時は思う存分レンズ交換できるので毎回3~4本は持っていくのですが、このレンズはずっとスタメンです。むしろ数人で旅行へ行った時も持っていきました。
広角ズームの候補としては、純正の12-24やシグマの8-16・10-20、タムロンの10-24などもありますが、しばらくはこの魚眼ズームでいいかなと。
防滴の広角単(できれば小さいサイズで…)や、フルサイズ一眼&対応する広角ズームが出たら、その時に考えます。
接写時は案外しっかり解像しています。
おもちゃ感覚で使うことが多いですね。
風景もばっちり。どうしても余計なものが入ってしまうときはテレ端に。
所有レンズで唯一の6枚絞りです。
「ぐわぁ~ん」となるこの感じ、時々なぜか無性に味わいたくなります。
以上です。書いていたら、近々また魚眼単騎で街中に繰り出してみたくなりました。
結構キツいですけど、それがまた面白くもあるんですよね。